重巡洋艦「愛宕」

前回記事に希望が一件入りましたので、さっそく撮影してみました。
……カメラが数年前のもの&撮影者の腕がへっぽこなので写りが悪いのは勘弁してくださいorz
艦これでは「ぱんぱかぱーん!」の声でお馴染みの「愛宕」です。
キットはアオシマより発売中の艦これモデルを使用、制作を依頼したものです。
大きな改造は行わず、手摺やラッタル、艦橋の窓にエッチングパーツを使い、機銃をファインモールドのナノドレッドシリーズへ交換、張線の追加などオーソドックスなディティールアップでこうなります、といった感じでしょうか。
アオシマのキットはピットロードやフジミのものに比べ作り易い分、元のディティール等は若干劣っていますが、逆に言えばそれだけ初心者向けと言う事でもあります。
特にアオシマの艦これ仕様キットは説明書も装備妖精さんがちりばめられていたりと、見た目にも楽しげなものとなっています(ハセガワ、タミヤ製の艦これモデルの説明書は従来のままです)。
愛宕全体
愛宕全体後部俯瞰
愛宕全体艦首俯瞰
愛宕全体真上俯瞰
古鷹型、青葉型、妙高型に続く日本海軍重巡洋艦第四陣として計画された高雄型一等巡洋艦二番艦です。
とはいえ実際には高雄より早く竣工しており、海外の古い文献では稀に「愛宕型」と分類されていることがあります。
俯瞰写真で見ると一目瞭然ですが、極めてほっそりとした艦体を持ち、高速発揮に向いた形状をしている事が判ります。
実際に日本海軍の重巡洋艦は35~36ノットと他国の同種艦に比べかなりの高速な上、相応の装甲を持っています(他国は平均32ノット前後、イタリアやフランスで36ノット級の高速軽防御艦がある程度)。

妙高型と似たスタイルの高雄型ですが、最大の特徴は巨大な艦橋でしょうそこは改造してないわ、自前よー?
愛宕前部主砲&艦橋
愛宕艦橋1
愛宕艦橋2
ただ、非常に巨大な構造物となってはいるものの、下部1/3くらいはほぼ煙突のスペースとなっており、見た目ほど艦橋設備が詰まっている訳ではありません。
これは防御力強化の為に前後の主砲間隔を出来る限り詰める事が求められた為で、艦橋下部には機関室への吸気口などが配置されています。

また高雄型は竣工時より正8インチ(20.3センチ)砲を搭載した最初の重巡洋艦で、妙高型以前の艦は正20センチ(7.9インチ)砲を搭載、大改装時に内径を拡大する事で8インチ砲にしています。
8インチ連装砲5基10門という大きな火力を持ち、砲力に加え大改装後は61センチ四連装魚雷発射管4基(片舷2基、改装前は同連装4基で片舷2基)という列強の重巡洋艦や軽巡洋艦を遥かに凌ぐ雷撃力を与えられています。
艦中央部に装備された魚雷発射管。魚雷発射管の間にある開口部は魚雷搬入口。
愛宕中央部魚雷発射管

煙突周辺には対空兵装である25ミリ連装機銃や八九式12.7センチ連装高角砲などが配置されています。
愛宕中央部2
愛宕中央部1
愛宕中央部左舷側
一番上の写真で煙突の基部が艦橋に食い込んでいる事が判ると思います。
二番煙突の後方は搭載艇の格納庫や航空作業甲板とされ、両舷に射出機が一基ずつ装備されています。
搭載機は零式水上偵察機で、通常2~3機を搭載していました。

主砲配置は前部が妙高型に続き特徴あるピラミッド式となっており、
愛宕前部主砲1
愛宕前部主砲2
集中配置とする事で防御力の強化を実施しています。
三番主砲が艦橋に向いていますが、これは射界制限装置(構造物がある角度では発砲不能となる電気回路)を装備する事で安全を確保しています。

後部主砲はオーソドックスな背負い式配置で、
愛宕後部主砲
四番主砲の直前には大改装前に二番煙突直後に装備されていた後檣が移設されています。
後部甲板がすっきりしていますが、これはキットが対空兵装強化工事前の1941年の開戦前後の姿を再現している為です。

愛宕は開戦時には第二艦隊旗艦として南方攻略作戦に参加、僚艦「高雄」と共に米駆逐艦「ピルスベリー」を撃沈する戦果をあげました。
その後は東南アジア各地を転戦し、昭和17年8月からはソロモン諸島での戦闘に参加する事になります。
第三次ソロモン海戦第二夜戦では米戦艦「ワシントン」に魚雷を発射、直撃コースを進むも信管調整が鋭敏過ぎた為に命中直前に自爆(恐らくワシントンが作り出す艦首波に突っ込んだ衝撃で自爆したものと思われます)、大きな獲物を逃してしまいました。
その後は南部ソロモン放棄に伴い戦線が縮小され、中~北部ソロモンの戦いでは軽巡洋艦と駆逐艦が主体となった為にトラックへ後退。
一度ラバウルへ艦隊を前進させる判断が下されたものの、その頃にはラバウルは敵航空攻撃圏となってしまっており、進出直後に爆撃を受け大破、内地へ帰投し修理を受けることとなります。
マリアナ沖海戦では前衛部隊の旗艦として参加、日本艦隊は大敗北を喫するも愛宕は無事帰投しました。
そしてレイテ沖海戦では大和、武蔵といった戦艦を差し置いて第一遊撃部隊(第二艦隊)旗艦として出撃しましたが、レイテ島へ向かう途中パラワン水道で米潜水艦「ダーター」の雷撃を右舷に受け四本が命中、必死の応急作業も功を奏さず魚雷命中より20分後、横転沈没してその生涯を閉じました。
この時高雄型は一番艦「高雄」が愛宕と同じく「ダーター」の魚雷を艦尾に受け大破、三番艦「摩耶」が米潜水艦「デース」私じゃないデース!の雷撃を受け僅か数分で沈没。
翌日には四番艦「鳥海」がサマール沖海戦で沈没し、僅か二日間で高雄型四隻で編成され精鋭を誇った第四戦隊は壊滅してしまいました。
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デジカメ様修理から帰還

撮影用のデジカメ様がぶっ壊れて修理>ようやくご帰還されました。
これで写真撮影の続きが可能になりました……。
で、弊ブログを見てくださっている方(いるかどうかすらアレな僻地ブログですが)にアンケート?
手持ちのWLキットやガレージキットのうち、ここで紹介して欲しいとかどんな艦か知りたいというものがありましたら是非ご意見を頂きたく思います。

手持ちキットは下記の通り(対象はWLシリーズ、宇宙戦艦ヤマトシリーズ、既に投稿済み分含む)です。
希望があった物に関しては写真流用なしですべて新規撮影になります。
なお、ブログ主は過去に熱射病でぶっ倒れて後遺症が残った為に自力制作はガンプラパチ組みレベルが限界で、保有しているキットはオークションで落札、或いは制作代行依頼を出して作って頂いたものとなりますことを予めお断りさせて頂きます。

WLシリーズ
戦艦:長門(長門型)
    陸奥(長門型)
    金剛(金剛型)
    フッド(ケース外装固定の為撮影は若干困難)
空母:瑞鳳(祥鳳型)
    鳳翔
重巡:愛宕(高雄型)
    高雄(高雄型)
    摩耶(高雄型)
    鈴谷(改最上(鈴谷)型)
軽巡:川内(川内型)
    神通(川内型)
    那珂(川内型)
    夕張
    鹿島(香取型)
駆逐:雪風(陽炎型)
    萩(松型)
    漣(特型)
水母:千歳(千歳型)
    日進
    瑞穂
その他:間宮
     大鯨
架空:大淀(帝国の竜神様仕様:輸送巡洋艦)
    愛国丸(帝国の竜神様仕様)


ヤマトシリーズ
1/500ガレージキット
宇宙戦艦ヤマト
護衛戦艦アリゾナ(ヤマトⅢ)
巡洋艦(さらば/2)

1/1000ガレージ&インジェクションキット
宇宙戦艦ヤマト(2199)
シュルツ艦(初代)
白色彗星帝国中型高速空母(さらば/2)
主力戦艦1(完結編:岡山のプラ板使い)
主力戦艦2(完結編:何なんだかなぁ~)
駆逐艦(完結編)
プリンス・オブ・ウェールズ(ヤマトⅢ)
次元潜航艇ガルマンウルフ(ヤマトⅢ)

バンダイ製プラモデル地球防衛艦隊ノンスケールキット
主力戦艦(さらば/2)
巡洋艦(さらば/2)
宇宙空母(2)
しゅんらん(PS版オリジナル・アンドロメダ改造品)

その他プラモデル、ガレージキット
次元航行艦アースラ
ガンヘッド

以上、何か希望がありましたら是非ご意見お願い致します><ノ
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