fc2ブログ

ファットカンパニー「浜風」

本日2回目の更新はファットカンパニ(グッスマ)ーの「浜風」。
昨年の予定だったものが延びたものですが、「延期1カ月で済んだかぁ」と思ってしまうあたりグッスマ系列の製品発売延期には慣れてきました(死

まずは全体から。
ファットカンパニー浜風全体1ファットカンパニー浜風全体2ファットカンパニー浜風全体3ファットカンパニー浜風全体4
箱には明記されていませんがノーマル浜風ではなく浜風乙改仕様での立体化。
躍動感のあるポージングですがそれゆえに若干角度を選ぶのは仕方ない部分。

顔と胸。
ファットカンパニー浜風顔1ファットカンパニー浜風顔2ファットカンパニー浜風顔3
ファットカンパニー浜風胸1ファットカンパニー浜風胸2ファットカンパニー浜風胸3
左右ほぼ同じ角度から上下角のみを変えて撮影。
髪型の関係上右側からはほぼ髪の毛のみ、顔そのものの造形は良好でアイプリントも綺麗です。
胸部装甲は二次創作での極端な巨乳というよりはバランス型の造形と言えるでしょうか。

お腹。
ファットカンパニー浜風お腹
おへそがチラリと見えるお腹部分。
全体画像でも判る通り、スカートの丈はかなり短めです。

脚とお尻。
ファットカンパニー浜風脚1ファットカンパニー浜風脚2ファットカンパニー浜風脚3
ファットカンパニー浜風お尻1ファットカンパニー浜風お尻2
躍動感がある分、撮影時にはピントを合わせるのが難しかった脚部分。
パンストというかタイツ?の塗りは気合入ってると思います。
……ただし下着の上に着用しているので下から見ても色気は控えめ。

背部艤装。
ファットカンパニー浜風艤装1ファットカンパニー浜風艤装2ファットカンパニー浜風艤装3
実艦の上部構造物を集約させたような背部艤装は右側に爆雷関係、後ろに煙突、左側に主砲1基が配されています。
主砲は数か所で可動、爆雷関係は無可動。

手持ち艤装(右手)。
ファットカンパニー浜風兵装1ファットカンパニー浜風兵装2ファットカンパニー浜風兵装3
50口径三年式12.7cm連装砲を銃のような形で装備、実砲塔のデザインをデフォルメしており全体としての形状再現は良好。
砲塔は左右に若干旋回可能、砲身は俯仰可能となっています。

手持ち艤装(左手)。
ファットカンパニー浜風兵装4ファットカンパニー浜風兵装5ファットカンパニー浜風兵装6ファットカンパニー浜風兵装9
左手には96式25mm連装機銃を右手の主砲と同じく銃のような形で装備。
やはりデフォルメされているものの実銃の特徴をきちんと捉えた形状となっており、左右の旋回はないものの銃身は左右一緒に俯仰可能となっています。

魚雷発射管。
ファットカンパニー浜風兵装7ファットカンパニー浜風兵装8
今回一番の不満はこの魚雷発射管。
形状はともかく、接続軸が魚雷発射管側からのピンを「フィギュアの脚に穴をあけただけ」のダボに差し込む構造になっています。
押し込み難い事に加え左写真でも判る通り発射管がピンで浮いた状態となってしまっているのは流石にどうにかならなかったのでしょうか……。

プライズ品以外で遂に発売となった「浜風」ですが、全体として形状は良好です。
しかし一部の塗りに残念な部分があり、1万円を超える定価を考えるともう少し塗りムラを抑えて欲しかったところ。
当初「足が細過ぎね?」という意見もありましたが実物を見る限りそう気になるレベルではありませんでした。
過度な魔/奇乳化もされておらず、フィギュアとして非常にバランスの良い立体化に成功していると思います。
浜風が好きな人にはお勧め!

ドイツ重巡洋艦「プリンツ・オイゲン」

ブログ主は過去に熱射病でぶっ倒れて後遺症が残った為に自力制作はガンプラパチ組みレベルが限界で、保有しているキットはオークションで落札、或いは制作代行依頼を出して作って頂いたものとなりますことを予めお断りさせて頂きます。

前回はイギリス海軍最後の重巡「エクセター」でしたが今回はドイツ海軍最後の重巡「プリンツ・オイゲン」です。
基準排水量で14000トン級とかなりの大型巡洋艦ですが兵装は8インチ連装砲4基8門と普通で舷側装甲は80mmと薄め。
特徴としては1930年代後半の計画艦としては珍しく雷装が重視されていて53.3cm三連装発射管を4基(片舷2基)搭載しており、日本海軍の重巡洋艦に次ぐ雷装を持っています。
高角砲は65口径10.5cm連装6基と数値上はかなり強力ですが、旋回速度と俯仰速度が若干低めで有効性に関しては若干疑問あり。

そんな「プリンツ・オイゲン」、まずは全体から。
プリンツ・オイゲン全体1プリンツ・オイゲン全体2
プリンツ・オイゲン全体3プリンツ・オイゲン全体4
プリンツ・オイゲン全体5
「プリンツ・オイゲン」が属する「アドミラル・ヒッパー」級は全体として戦艦「ビスマルク」に似た艦容を持っています。
これは意図的なものと言われており、実際にライン演習作戦においてはイギリス海軍が先頭を進む「プリンツ・オイゲン」をビスマルクと誤認、砲撃戦の初動において大きなミスを誘発する事に成功しました。
艦体に施された白と黒の迷彩はバルティック・スキームと呼ばれるドイツ海軍独特のもの。

艦首と前部主砲。
プリンツ・オイゲン艦首1プリンツ・オイゲン主砲1
ビスマルクに似せた艦容の為、当然ながら主砲は前後に2基ずつの配置。
艦首はクリッパーバウとなっています。

艦橋と艦中央部付近。
プリンツ・オイゲン艦橋1プリンツ・オイゲン艦橋2プリンツ・オイゲン艦橋3プリンツ・オイゲン艦橋4
プリンツ・オイゲン中央部1プリンツ・オイゲン中央部2プリンツ・オイゲン中央部3プリンツ・オイゲン中央部4
いかにもドイツ艦らしい重厚な上部構造物。

艦尾と後部主砲。
プリンツ・オイゲン艦尾1プリンツ・オイゲン艦尾2プリンツ・オイゲン主砲2
1941年のライン演習作戦時の姿ですが、既に射撃指揮所にレーダーが装備されています。
この時点でドイツ海軍のレーダーはイギリス海軍のそれよりも優秀なものでしたが、1942年以降はアメリカの援助を受けた事もあってイギリス海軍に逆転を許してしまいました。

「プリンツ・オイゲン」はライン演習作戦やフランスからのドイツ本国脱出作戦(ツェルベロス作戦)に参加、末期には対地支援に活躍しドイツ海軍の重巡としては最も活躍した艦となりました。
……とはいえドイツ海軍の重巡洋艦は僅か3隻、うちブリュッヒャーは開戦早々に沈没してしまったのですが。
後に重巡洋艦に類別変更された装甲艦を含めても「プリンツ・オイゲン」の戦歴は水上戦闘艦戦力に於いて劣勢なドイツ海軍の中では特筆すべきものでした。
同時に大戦を生き延びたドイツ海軍唯一の重巡でもあり、戦後はアメリカ軍に接収された後にビキニ環礁における原爆実験に使用されました。
空中爆発のエイブル、水中爆発のベーカー実験を生き延びた「プリンツ・オイゲン」は調査と放射能洗浄の為クェゼリン環礁へ曳航されましたがそこで力尽き、座礁の後転覆してその生涯を閉じました。
同艦は今でもクェゼリン環礁にその姿を留めており、干潮時にはスクリューを含めた艦尾の一部が洋上にその姿を見せています。

HMS「エクセター」

ブログ主は過去に熱射病でぶっ倒れて後遺症が残った為に自力制作はガンプラパチ組みレベルが限界で、保有しているキットはオークションで落札、或いは制作代行依頼を出して作って頂いたものとなりますことを予めお断りさせて頂きます。

今回の更新は艦これには登場していませんが駆逐艦「電」の救助エピソードで有名なイギリス海軍の重巡洋艦「エクセター」です。
イギリス海軍の条約型重巡洋艦で、コスト低減を目的とした8500トン級巡洋艦として前級となる「ヨーク」の改良型として建造、イギリス海軍最後の重巡洋艦となりました。
キットは最終時を再現したものとなっています。

全体。
HMSエクセター全体1HMSエクセター全体2
HMSエクセター全体3HMSエクセター全体4
HMSエクセター全体5
兵装は8インチ連装砲3基6門、10.2cm連装高角砲4基8門、53.40mm8連装pムポム砲2基、3cm3連装魚雷発射管2基等を搭載しています。
日米両海軍が重巡洋艦を艦隊決戦に先立つ偵察や前衛任務を想定していたのに対し、イギリス海軍は植民地警備や通商保護を前提としていたことから兵装は比較的少ないものの高い居住性、航洋性能を持っており、与えられた任務に対し必要とされる性能が異なる事が判ると思います。

艦首~艦橋。
HMSエクセター艦首HMSエクセター主砲1HMSエクセター艦橋1HMSエクセター艦橋2
艦橋構造はそれまでの英巡洋艦と異なる箱型構造を採用、艦首部分の高さは高い航洋性能を保証しています。

中央部。
HMSエクセター中央部1HMSエクセター中央部2HMSエクセター中央部3
艦橋基部と1、2番煙突の間両舷に高角砲を装備、1番煙突の下部シェルターデッキに魚雷発射管を装備、さらに2番煙突後方にハの字型で固定式カタパルトを搭載しています。

後部~艦尾。
HMSエクセター後部1HMSエクセター後部2HMSエクセター艦尾
艦橋上と後部上構に射撃用レーダーを装備しており、この時期の英海軍がレーダー開発において一頭地を抜いていたことを示しています。

「エクセター」は1939年の英独開戦後に独装甲艦「グラーフ・シュペー」の捜索に従事、僚艦「エイジャックス」「アキリーズ」と共に同艦と交戦、28cm砲弾7発を浴びて大破してしまいます(ラプラタ沖海戦)。
しかし英海軍による欺瞞情報と合わせ「グラーフ・シュペー」を自沈に追い込む事に成功、装甲艦による通商破壊戦を阻止しました。
その後修理を終えた「エクセター」は極東へ回航、日英開戦後はABDA艦隊の1艦として活動するも1942年2月27日~3月1日にかけて戦われたスラバヤ沖海戦において中破、後退途中で日本艦隊に捕捉され駆逐艦「電」の雷撃によって撃沈されました。

SPMフィギュア「潮 水着ver」

今回の更新は「潮」水着ver。
基本画像のみ、最後にちょろっと感想。

全体。
SPMフィギュア水着潮全体1SPMフィギュア水着潮全体2SPMフィギュア水着潮全体3SPMフィギュア水着潮全体4

顔含む上半身。
SPMフィギュア水着潮上半身1SPMフィギュア水着潮上半身2SPMフィギュア水着潮上半身3

胸。
SPMフィギュア水着潮胸1SPMフィギュア水着潮胸2

背中とお尻。
SPMフィギュア水着潮お尻1SPMフィギュア水着潮背中1SPMフィギュア水着潮背中2

下半身。
SPMフィギュア水着潮下半身1SPMフィギュア水着潮下半身2

プライズ品である事を考慮してもちょっと残念な部分が見受けられました。
お尻部分に回した手が水着の造形と合っていない(ズレを直そうとしているようなのに指と水着の隙間が離れている)、水着の塗装ムラが目立つ等。
基本となる造形そのものはそう悪くないのでしょうが、細かい部分でかなり損をしている印象です。
顔の造形は初期よりも中期くらいのイメージで身体のメリハリに合わせていると思います。
胸のサイズも美巨乳と呼べるもので、魔とか奇の領域に踏み込んではいません。
全体としての評価は「プライズ品ならこんなものかな?」といった辺りで凄く良い出来とはいきませんが相応の完成度を持っていると思います。
潮が好きな人なら購入しても良いのではないでしょうか(´・ω・`)
プロフィール

大隅4001

Author:大隅4001
艦これ関係模型やフィギュア中心のブログです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
雑記
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR