英巡洋戦艦「フッド」 ※簡易更新

ブログ主は過去に熱射病でぶっ倒れて後遺症が残った為に自力制作はガンプラパチ組みレベルが限界で、保有しているキットはオークションで落札、或いは制作代行依頼を出して作って頂いたものとなりますことを予めお断りさせて頂きます。
特に今回はオークションで落札した品なのですが、ケースががっちり固定されていて外すことが出来ない為かなり見づらいもの&写真の枚数が極小となっております。

巡洋戦艦として世界で最後に建造された「フッド」はその艦容から「世界で最も美しい戦艦」とも呼ばれ、英国民から「マイティ・フッド」と呼ばれ親しまれた艦でした。
しかし前回更新した「ビスマルク」との戦闘において主砲弾薬庫が誘爆し瞬時に爆沈、生存者僅か3名という悲劇に見舞われその生涯を閉じています。
今回はそんな「フッド」をちょっとだけ。

フッド全体。
フッド全体
アクリルケースの反射が酷くて全体像は明瞭ではないのですが、262mもの全長に対し32mという細めの艦体は把握出来ると思います。
L/B比は約8.2:1でいかにも高速艦らしいスマートなものとなっています。
模型は1940年頃のものでほぼ最終時の姿です。
全体画像で一目瞭然ですが、前部2番主砲と後部3番主砲の間が著しく長くなっており、これは当時の機関技術では4万トンを超える巡洋戦艦に30ノットを超える速度を与える為にどれだけ機関部を大きくしなければならなかったかを物語っています。
その上で「フッド」は竣工時のわが「長門」型戦艦に匹敵する、部分的には上回るだけの装甲防御が施されており、実質的には巡洋戦艦ではなく高速戦艦と呼ぶべき存在です。
また常備排水量41000トン強という排水量は後年本艦を撃沈した「ビスマルク」就役まで破られることはなく、16インチ砲を装備した日米英の7大戦艦をも上回る世界最大の戦艦でした。

フッド主砲。
フッド艦橋1フッド艦尾
主砲は当時の英海軍標準戦艦主砲である42口径15インチ(381mm)連装砲4基8門、配置はビスマルクと同じく連装砲を2基ずつ前後に背負い式で配置しています。
2番主砲の上に見える箱型のものは「UP」と呼ばれる対空兵装で、ロケット弾を発射するものです。
……これだけ聞くと極めて先進的な装備に見えますが、実際には発射したロケット弾は高度300m強で弾頭が分解、230gほどの爆薬を連結したパラシュート付きケーブルを浮遊・落下させることで低高度から侵入する雷撃機がこれに引っかかると爆薬が爆発して撃墜する、という英国面まっしぐらのちょっと理解しがたい対空兵器でした。

フッド中央部。
フッド中央部
機関部に大きなスペースを取られている中央部。
甲板には左右両舷に4インチ(10.2cm)45口径連装高角砲が3基ずつ、3番主砲の手前中心線上に1基で合計7基を装備。
煙突はボイラー数の多さを表すかのように太めのものが2本となっています(ヤーロー式重油専焼缶24基)。

フッド艦橋。
フッド艦橋2
2番主砲後ろにある円筒形の構造物が司令塔、その後ろに航海艦橋などが設置されています。
本艦は比較的艦齢が若かった為に近代化改装が後回しとされ、開戦によってその機会を失った為に基本的な形状は竣工時とあまり変わっていません。
とはいえ近代化改装を受け装甲が強化されていたとしても本艦が爆沈した命中弾を受けた距離、約14000mではビスマルクの主砲弾を食らって耐えきれる舷側装甲を持つのはわが「大和」型戦艦とイタリアの「リットリオ」級戦艦※だけでした。
※日本では「ヴィットリオ・ヴェネト」級とされることが多いのですが、イタリア海軍公式HPでは「リットリオ」級(元々予算措置上の1番艦はリットリオ)とされているので「リットリオ」級としています。

以上、英巡洋戦艦「フッド」でした。
写真が見づらいのはご容赦下さい……。
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