戦艦「三笠」

ブログ主は過去に熱射病でぶっ倒れて後遺症が残った為に自力制作はガンプラパチ組みレベルが限界で、保有しているキットはオークションで落札、或いは制作代行依頼を出して作って頂いたものとなりますことを予めお断りさせて頂きます。
なおブログ主は年末に肺炎&肺水腫&糖尿病&高血圧&心肥大&心不全で約20日の入院を余儀なくされ、未だ心臓の調子が悪いままの為しばらくの間は簡易更新となります。

今回の更新は艦これより前の時代、日露戦争時に日本海海戦で連合艦隊旗艦としてロシアバルチック艦隊を撃滅した「三笠」でございます。
明治時代に戦艦6隻、装甲巡洋艦6隻からなるいわゆる「六六艦隊」の戦艦6隻のうち最後に計画された艦が「三笠」となります。
当時の日本にはまだ1万トンを超える戦艦を建造するだけの技術がなく、「三笠」は英ヴィッカース社に発注され明治35年に就役しました。

「三笠」全体。
戦艦三笠全体1戦艦三笠全体2
戦艦三笠全体3戦艦三笠全体4
戦艦三笠全体5
12インチ(30.5cm)連装砲を艦の前後に各1基装備、6インチ(15.2cm)~3インチ(7.6cm)の副砲&補助砲を中央部の舷側に配置したスタイルは英戦艦「ドレッドノート」登場以前のいわゆる「前ド級戦艦」の典型的な姿となっています。

「三笠」艦首。
戦艦三笠艦首1戦艦三笠艦首2
艦首は水中部分が前方に突き出た形状(衝角、ラム)となっていて敵艦への体当たりも想定したものになっています。
……既にこの時期には体当り戦法は非現実的なものとなっており、衝突事故を起こした際に被害が増大する原因となってしまっていましたが。
1番主砲の後ろにある構造物が艦橋で、箱型構造物の内部に円筒形の装甲司令塔が設置されています。

「三笠」中央部。
戦艦三笠中央部1戦艦三笠中央部2
二本ある煙突の両舷には内火艇やカッターを搭載、舷側下部と上部最前部&最後部に並んでいるのは副砲である6インチ砲、上に4門並んでいる小型砲は補助砲である3インチ砲です。
マスト下部にある円形部分に搭載されているのは近接戦闘時に敵艦を上から狙い撃つ47ミリ砲です。

「三笠」後部。
戦艦三笠艦尾1戦艦三笠後部主砲P1011718.jpg
艦尾には司令長官公室があり、若干ぼやけていますがスターン・ウォークと呼ばれる遊歩甲板が設置されています。
このスターン・ウォークと長官公室は横須賀に現存する「三笠」でもほぼ完全に再現されており、明治期の戦艦が持つ優雅な内装を見る事が出来ます。

「三笠」は全世界で100隻以上が建造された前ド級戦艦で唯一の現存艦であり、貴重な技術的遺産となっています。
とはいえ戦後の混乱期に艦上構造物の大半を撤去され、内部に残っていた機関等もスクラップ目当てに持ち去られてしまいました。
さらに撤去された構造物の代わりに米兵相手のダンスホールや水族館が作られるなど、日本海海戦で旗艦を務めたかつての雄姿は完全に失われてしまったのです。
しかしアメリカ海軍のチェスター・ニミッツ提督がこの状況を憂い、著作の売上を「三笠」保存の為に寄付するなどした事から復元保存運動が活発化、昭和36年に現在の姿となって再度記念艦としての姿を取り戻しました。
記念艦への復元に際してはスクラップとして売却されたチリ海軍の戦艦「アルミランテ・ラトーレ(イギリスで建造された超ド級戦艦)」が装備していた部品をチリ政府が寄贈するなど海外からの協力もありました。
現在の「三笠」は上部構造物の大半(艦橋や煙突、主砲など)がレプリカで、船体そのものと一部甲板に使われている木材など建造当時の部分はあまり多いとは言えませんが、帝国海軍艦艇唯一の現存艦としてその姿を留めています。

次回は「アイオワ」もしくは「響」の予定。
「響」の場合は特Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ型の艦型比較も行います。


ちょっと大きさを比較してみる。
特Ⅰ型駆逐艦「吹雪」と「三笠」。
P1011710.jpgP1011714.jpg
全長は第二次大戦当時の駆逐艦と殆ど変りません。
排水量は1万5千トンと2000トン弱で7倍以上の差がありますがw

手持ち最小の「超ド級戦艦」である「ウォースパイト」と「三笠」(どちらも英国製)
P1011715.jpgP1011716.jpg
排水量は「ウォースパイト」が3万2千トンで「三笠」のほぼ倍。

最後は定番?
「大和」と「三笠」
P1011719.jpgP1011720.jpgP1011721.jpg
排水量は「大和」満載7万2千トンでほぼ5倍近い差。
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