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特Ⅱ型駆逐艦「綾波」

ブログ主は過去に熱射病でぶっ倒れて後遺症が残った為に自力制作はガンプラパチ組みレベルが限界で、保有しているキットはオークションで落札、或いは制作代行依頼を出して作って頂いたものとなりますことを予めお断りさせて頂きます。

今回の更新は特Ⅱ型駆逐艦1番艦「綾波」です。
特Ⅱ型駆逐艦に関しては以前「漣」で紹介していますので外見等の説明に関してはこちらもご覧ください。
特に今回紹介する「綾波」は開戦直後の姿で、「漣」が開戦前の姿で艦腹の艦名表記と艦首の駆逐隊番号の有無が主たる相違点となっており、同型艦による戦時と平時の違いが判るかと思います。


「綾波」全体。
駆逐艦「綾波」全体1駆逐艦「綾波」全体2
駆逐艦「綾波」全体3駆逐艦「綾波」全体4
駆逐艦「綾波」全体5


「綾波」艦首および艦橋。
駆逐艦「綾波」艦首駆逐艦「綾波」前部2駆逐艦「綾波」前部1


「綾波」中央部。
駆逐艦「綾波」中央部1駆逐艦「綾波」中央部2駆逐艦「綾波」中央部3


「綾波」艦尾。
駆逐艦「綾波」艦尾1駆逐艦「綾波」艦尾2

「綾波」というと一昔前までは新世紀エヴァンゲリオンの登場人物として有名でした。
艦これの登場以降、駆逐艦「綾波」の知名度も徐々に上がってきています。
この「綾波」、ガダルカナル島奪還を目指す過程で必須となった同島の飛行場無力化、これを達成すべく実施された飛行場砲撃作戦を巡って発生した第三次ソロモン海戦第一夜戦(昭和17年11月13日)に続く第二夜戦(同11月15日)における勇戦敢闘で軍艦マニアの間ではそれなりに知られた艦でした。

この第三次ソロモン海戦第二夜戦では第一夜戦で巡洋艦部隊がほぼ壊滅したアメリカ海軍が新鋭戦艦2隻とその護衛の駆逐艦4隻を投入、戦艦「霧島」、重巡洋艦「高雄」「愛宕」を中核とする日本艦隊と砲火を交えました。
この戦いにおいて「綾波」は別働隊としてサヴォ島西岸を南東方面へ航行中、右舷前方に距離8000mでアメリカ艦隊を発見します。
実はこの時点でサヴォ島を挟んで反対側に位置していた「川内」を始めとする部隊は既に交戦中だったものの、敵艦発見の報が「綾波」に届いておらず(電波がサヴォ島に遮られていた為とする説あり)重巡1、駆逐艦4(前述の通り実際は戦艦2、駆逐艦4)と判断した敵艦隊に対し”単艦で”突撃を開始します。
30ノットに増速した「綾波」は距離5000mで米艦隊に対し砲撃を開始、駆逐艦「プレストン」および「ウォーク」に命中弾を与え両艦は火災を発生、さらに確定戦果ではないものの戦艦「サウスダコタ」への命中弾によって同艦は人為的ミスも重なり電気系統の故障を発生させたと言われています。
しかしこの攻撃によって位置を特定された「綾波」はアメリカ艦隊の反撃を受け次々に被弾、火災が発生して一番発射管が使用不能になりながらも残る二、三番発射管による魚雷攻撃を実施。
先に命中弾を与えていた「ウォーク」は綾波の魚雷によって艦首を吹き飛ばされ沈没、続いて「ベンハム」の艦首に命中、航行不能に陥らせました(「ベンハム」は後に沈没)。
また「綾波」が命中弾を与えていた「プレストン」は火災が目印となって戦闘に参加した主隊の攻撃を受け撃沈されています。
駆逐艦2隻撃沈、1隻撃破、戦艦1隻にも損害を与えるという大戦果を挙げた「綾波」でしたが、アメリカ側の反撃を受け駆逐艦や戦艦副砲による猛射を浴びて航行不能となりました。
さらに火災によって搭載魚雷の誘爆が懸念される状況の中、艦長作間中佐は総員退艦を命じ生存者は海へ次々と飛び込み「綾波」を離れ、救援に来た駆逐艦「浦波」によって救助される事となります(生存者は乗員の約8割、作間中佐も生還)。
生存者が「浦波」にほぼ救助された2346頃に搭載魚雷が誘爆、さらに0006に二度目の誘爆を起こした「綾波」はその姿を海中に没しました。

「綾波」の戦果は日米双方の戦闘記録からもほぼ間違いないものとされており、恐らく駆逐艦が一度の海戦であげた戦果としては世界でも最上位に入るものと思われます。
 ※前日の第三次ソロモン海戦第一夜戦における「夕立」の戦果は大混戦の為に「綾波」ほど確度が高くない
「綾波」は1992年に水深400mの海底に眠る姿が発見されています。

次回更新はマックスファクトリーの「高雄」を予定。
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艦こ関係模型やフィギュア中心のブログです。

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