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イギリス空母「アークロイヤル」

ブログ主は過去に熱射病でぶっ倒れて後遺症が残った為に自力制作はガンプラパチ組みレベルが限界で、保有しているキットはオークションで落札、或いは制作代行依頼を出して作って頂いたものとなりますことを予めお断りさせて頂きます。

今回の更新はイギリス海軍航空母艦「アークロイヤル」です。
商船改装の「アーガス」、戦艦改装の「イーグル」、大型軽巡洋艦改装の「フューリアス」「カレイジャス」「グローリアス」、純正空母の「ハーミス」に続いて建造されたイギリス海軍の中型正規空母です。
基準排水量22000トン、水線長208.8m、最大幅28.9mの船体を持ち、最大速度は31ノット、搭載機60機の性能で、戦前建造のイギリス空母としては最も優れた艦として1938年に就役しました。

艦これにおいては2017年8月の夏イベント「欧州救援作戦」の最終海域突破報酬として実装されました。
いかにも姫騎士といった外見を持ち、セリフも騎士らしいものが多いと共に瑞鶴に続く提督爆撃系艦娘かつビスマルクストーカーという個性を持っています。

まずは全体から。
アークロイヤル全体1アークロイヤル全体2
アークロイヤル全体3アークロイヤル全体4
アークロイヤル全体6アークロイヤル全体7
アークロイヤル全体5
右舷中央よりやや前部側に寄った位置に直立煙突と一体化した艦橋構造を持っています。
2段式格納庫を持つ事から飛行甲板までかなりの高さがあり、舷側に設けられた舷窓の段数からもそれが伺えると思います。
この高さは上記格納庫の影響のほか、缶室の高さが同クラスの他国中型空母に比して1.5倍という数値であることも一因となっています(日本海軍の「飛龍」8.2mに対し「アークロイヤル」12.8m)。

艦首。
アークロイヤル艦首1アークロイヤル艦首2アークロイヤル艦首3
艦首に2基の射出機を装備、形状は艦首全体を閉塞したエンクローズド・バウとなっており、射出機先端近くの艦首甲板は緩やかな曲線を描いて下方に湾曲しているのが外見上の特徴です。
また艦首部分は垂直に近い形となっており、日米の空母のような波切を重視した形状とは一線を画したものとなっています。

艦橋。
アークロイヤル艦橋1アークロイヤル艦橋2アークロイヤル艦橋3
アークロイヤル艦橋4アークロイヤル艦橋5
艦橋は本格的なアイランド(島)型で、前半部が艦橋、後半部が煙路となっています。
前後に各2基の40mm8連装機関砲(通称ポムポム砲)を装備、艦橋下部の舷側にはライフラフトを搭載。

船体各部と兵装。
アークロイヤルポムポム砲1アークロイヤルポムポム砲2
アークロイヤル高角砲1アークロイヤル左舷1
高角砲は45口径11.4cm連装砲を2基一組で両舷の前後に配置しており合計8基16門を搭載。
舷側部分にもポムポム砲を搭載しており額面上の対空火力はかなりのものですが、ポムポム砲は故障が多く口径と搭載数に比して有効であったとは言い切れない面があります。
左右両舷には飛行機揚収用のクレーンを装備しており、舷側開口部に搭載艇を収容。
日本海軍の空母が艦尾に纏めて搭載艇を収容していたのに対しアメリカとイギリスは舷側に開口部を設けて搭載艇を収容しており、この辺りにも各国の設計思想の違いが見て取れます。

エレベーター。
アークロイヤルエレベーター1アークロイヤルエレベーター2アークロイヤルエレベーター3
「アークロイヤル」のエレベーターは中央付近に密集して3基装備されています(画像で2本線の部分がエレベーター)。
大きな特徴として主翼を折りたたんだ状態での運用を前提としている事が挙げられ、このため日本やアメリカ空母のエレベーターと比して極めて幅が狭いものとなっています。

艦尾。
アークロイヤル艦尾1アークロイヤル艦尾2アークロイヤル艦尾3
「アークロイヤル」の外見で大きな特徴の一つがこの艦尾構造です。
水線長208.8mに対し飛行甲板長は243.8mと水線長に対し35mも出っ張った形となっています。
その大半がこの艦尾部分によるもので、大げさなオーバーハングによって飛行甲板長を稼いでいるのが判ると思います。

「アークロイヤル」は1939年10月にドイツ装甲艦「アドミラル・グラーフ・シュペー」捜索の為にK部隊へ配属、巡洋戦艦「レナウン」と共に南大西洋で作戦行動を取りました。
しかし肝心の「アドミラル・グラーフ・シュペー」を発見する事は出来ず、ドイツ商船鹵獲などの戦果を挙げたのみでした。
とはいえラプラタ沖海戦で損傷した「アドミラル・グラーフ・シュペー」はウルグアイのモンテビデオに逃げ込み脱出の機会を伺っていましたが、イギリス側の流した欺瞞情報(「アークロイヤル」と「レナウン」がモンテビデオ近海に到着しているという偽情報、実際には到着まで36時間以上必要な位置にいた)によって脱出を断念、艦長のラングスドルフ大佐は自沈を決意。
結果として戦闘に参加は出来なかったものの「アドミラル・グラーフ・シュペー」の追い込みに一役買う事となりました。

1940年に入ると地中海へ転戦、H部隊に所属して艦隊の護衛や偵察任務をこなし、年末には大西洋へ戻ることとなります。
年明けの大西洋ではドイツ戦艦「シャルんホルスト」「グナイゼナウ」の捜索やアメリカからの船団に対するエアカバーの提供を行います。
1941年にはマルタ島への航空機輸送任務やアレクサンドリアへの輸送船団護衛任務に就きました。
同年5月にはビスマルク追撃戦に参加、「アークロイヤル」所属のソードフィッシュ雷撃機によって「ビスマルク」の舵を損傷させ味方艦隊が同艦に追いつくきっかけを作り出すことに成功します。
その後地中海へ移動した「アークロイヤル」は6、7月にマルタ島への航空機輸送任務にあたり、9月まで輸送船団の護衛任務を行いました。
そして11月にふたたびマルタ島への航空機輸送任務にあたったのち、ジブラルタルへの帰投途中にドイツ潜水艦「U-81」の魚雷攻撃を受け艦橋真下付近に1本が命中。
右舷へ大きく傾斜したもののすぐに沈む様子はなかったために応急作業を実施します。
しかし応急作業開始までに50分近い時間が経過しており、この間に艦内各所への浸水が進んでいたこともあって電源を完全に喪失してしまいました。
有効な対策を打つ事が出来ず、曳航も不可能となった「アークロイヤル」はジブラルタルまで25海里の地点で横転沈没しその姿を消しました。

イギリス海軍航空母艦「アークロイヤル」でした。
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