SS「帝国の龍神様」より

今回の更新はタイトルの通り、「自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた(分家)」で連載しているSS「帝国の龍神様」より撫子嬢専用船、特設巡洋艦「愛国丸」です。
纏めサイトはこちら

作者である竜神様の中の人様との打ち合わせの上、製作をして頂きました。
製作はアルカディア号、シュルツ艦と同じくG-CUBE様。
艦船模型は普段作らないジャンルと言う事だったのですが、無理を言って製作して頂きました。
製作依頼仕様としては「兵装の一部変更」「塗装は商船時代のもの」「メタルリギングを使用しての空中線設置」と、普段作らないというジャンルに対して有り得ない内容となっております(汗

~史実における愛国丸~
愛国丸は戦前に建造された大阪商船の報国丸級貨客船の二番船で、史実では一度も通常の商業航路に投入される事無く竣工翌日に海軍によって徴用、特設巡洋艦へ改装されました。
開戦直前の1941年10月には僚船報国丸と第二十四戦隊を編成、開戦後は南太平洋とインド洋において通商破壊戦に活躍しました。
しかし1942年11月、インド洋での作戦行動中に僚船報国丸を失い、その後は1943年末まで輸送任務に投入されます。
そして1944年2月、トラック諸島に在泊中にアメリカ海軍第58任務部隊による空襲(トラック大空襲)で数発の爆弾を受けて撃沈され、現在は水深80mの海底に眠っています。

なお、「帝国の龍神様」作中でのこの船に関する詳細は何れ作者の竜神様の中の人によって某所にUPされる予定になっております。
なのでここではその詳細は伏せさせて頂きます(・ω・`)

そんな訳でまずは全体像。
竜神様専用愛国丸
竜神様専用愛国丸
竜神様専用愛国丸
本来ならば商船仕様の塗装である場合は煙突に保有している会社のファンネルマークが入るのですが、海軍の徴用から購入に切り替えられた為、撫子嬢の龍形態をイメージする緑の帯が入っています。
作中でも既に何度か活躍しており、製作して頂いたのは1943年の愛国丸。
史実の愛国丸との相違点としては、
・主砲が旧式の15.2センチ砲から45口径12センチ単装高角砲2基(船首尾に各1基)。
・同様に両舷に配置されていた15.2センチ6基は異世界での戦訓から25ミリ3連装機銃へ換装。
・通商破壊を目的とした迷彩塗装から外交使節団の乗船・派遣を前提とした商船時代の塗装に。
などなど。
兵装は海軍の標準塗装となっており、商船としての優雅な塗装に対し無骨さを醸し出しています。

各部UP。
前部
竜神様専用愛国丸
中部
竜神様専用愛国丸
後部
竜神様専用愛国丸

使用したキットはピットロードの愛国丸で、戦前に建造された優秀貨客船のスマートな姿をよく再現していると思います。
報国丸級は最大速力20ノットを超える高速優秀船で、個別の名前を持つ一等船室など非常に充実した旅客設備を持っていました。
最後に全体像をもう一枚ぺたり。
竜神様専用愛国丸
純然たる海軍艦艇だけでなく、こういった特設艦船がインジェクションキットで発売されるようになったのは非常に喜ばしい事だと思います。
……流石に価格は高めになってしまうのは致し方ない部分ですが。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

これは予想できませんでした(笑)

『帝国の竜神様』という作品は未読ですが、ネームシップの報国丸は市販の架空戦記に登場したことがあったので、存在そのものは知っていました。
ただ、艦名や艦型名としては知っていても、ビジュアルは殆ど知りませんでしたので、興味深く拝見することができました。

御自身でもコメントされていましたが、優雅な客船色に軍艦色の火砲や内火艇が乗っかってるというのは、なんかこう、背徳的というか、妙な色気(?)がありますねw

報國丸級

お久しぶりです。

私も愛国丸と報国丸のキットを未製作のまま持っています。
あとは護国丸が出るのを待つだけ‥‥。

あるぜんちな丸以降の日本の大型商船は皆優美なスタイルをしていますよね。全て失われたのは残念至極です。

最終船の護国丸は、戦争を生き延びていれば南米移民船になれたでしょうにね‥‥。(改名は避けられなかったでしょうが)

No title

MJ様

作中での都合上、船体塗装は貨客船時代の方が良いだろうという事でこのような形になりましたw
とはいえ船体に比して兵装はかなり小型なのであまり目立たないといえば目立たない(特に機銃は)んですけどね。
船首尾の高角砲が結構自己主張している程度です。


EF12様

護国丸は報国丸と愛国丸が第二十四戦隊を編成して相応に活躍したのに比べ、地味ですからね……。
基本的に同型船なので、キットとして発売するより作り分けしてください、とメーカー側が考えているのかもしれません。
パッケージデザインや印刷にも相応のコストが掛かりますし。
戦前の客船や貨客船は総じて優雅なスタイルを持っていると思います。
それに比べ昨今の客船、個人的にはまるで四角い箱が動いているような気さえします……。

現在第一三独立戦隊を同スケールで可能な限り再現しようとメカコレの巡洋艦×2&パトロール艦を徹底改修で製作してもらおうかと画策中w
メカコレ、約12センチ強なんで若干延長すれば限りなく1/1000に近くなるんですよね(巡洋艦、パトロール艦共に設定全長152m)。
完成はしばらく先になりそうですが、気長にお待ち下さいませ。
プロフィール

大隅4001

Author:大隅4001
艦こ関係模型やフィギュア中心のブログです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
雑記
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR