ヤマト2199

冒頭10分をもう30回以上は見たでしょうか……。
土曜日が待ちきれNEEEEEE!!!!!
といった状態になってますw

でもって、某所のヤマト2199スレでも色々議論されているのですが……、地球艦隊の行動を自分なりに考察してみる。
前提になるのは某スレで書かれていた下記の条件。

・主目的 :ガミラス冥王星基地を強襲破壊し、遊星爆弾の発射及びガミラス艦隊の作戦行動を一時的に封じる。
      これにより「カミヨ計画」における地球脱出船団の編成及び逃走時間を確保する。
      なお、作戦の続行並びに中止は艦隊司令に一任されるものとする。
      ただし、艦隊司令または旗艦を喪失した場合、主目的の達成如何に拘わらずただちに作戦を中止し、撤退するものとする。
           
・機密目的:戦例からガミラス艦隊はその全力で地球艦隊邀撃に出撃すると予想される。
      このためイスカンダルが派遣するとされる宇宙船の太陽系侵入に対するガミラス艦隊邀撃行動の遅延。
      ただし、ガミラス艦隊が地球艦隊ではなくイスカンダル宇宙船邀撃に向かった場合、主目的の達成に向けて全力を尽くすものとする。
      なお、作戦はイスカンダル宇宙船の太陽系侵入成功が確認された時点で終了とする。
      残存艦は主目的達成の成否に拘わらず速やかに撤退するものとする。

まず作戦目的が二つ設定されており、どちらかの条件を満たす事が作戦の成功となります。
そしてそれぞれ成功した場合は、
1、陽動作戦の成功=イスカンダルからの使者を火星に迎え入れ、次元波動エンジンを搭載した「ヤマト」を完成させてイスカンダル星への往復を敢行する
2、陽動作戦失敗、ガミラス基地破壊成功=イスカンダルからの船がガミラスによって撃沈あるいは拿捕された場合、冥王星に存在するガミラス基地を破壊し地球脱出船団による地球脱出を敢行する
何れも目指す所は地球人類の生存ですが、方法論が変わってきます。
結果として陽動作戦は成功し、イスカンダルからの使者が波動コアを齎した事でヤマトが完成する事に。

で。
冥王星沖海戦(敢えて会戦ではなく海戦を使います)で地球艦隊がガミラス艦隊に捕捉された際、右舷後方4時方向から接近されています。
ここで沖田司令は右回頭を指示、状況的に見てガミラス艦隊がまだ後方にいるうちに艦隊を順次回頭させました。
これはガミラス艦隊の「頭を押さえる」行動であり、T字を描く形に持って行こうとしている事が読み取れます。
が、同時にガミラス艦隊も順次右に回頭、地球艦隊との同航砲戦体勢に。
この時点で地球艦隊は火力防御力共に劣る状況でありながら、ガミラス艦隊との正面決戦を行わざるを得なくなります。
「降伏せよ」「バカメ」の通信の後、戦端が開かれる訳ですが、やはり一方的な蹂躙戦。
ここで「突撃駆逐艦を何故同航砲戦にそのまま参加させたのか」という疑問が生まれます。
ユキカゼには試製空間魚雷が搭載されており、作中でもガミラス駆逐艦を撃沈している事から火力は充分です。
さらに同艦にのみ同魚雷が搭載されているとも考えにくいので、艦隊の駆逐艦のうち数割は搭載していたと判断出来ます。
なのに何故、ガミラス艦隊に対し有効であろう攻撃手段を持つ突撃駆逐艦を文字通り「突撃」させなかったのか?

この部分を考える際、作戦目的のうち
1、なお、作戦はイスカンダル宇宙船の太陽系侵入成功が確認された時点で終了とする。
2、残存艦は主目的達成の成否に拘わらず速やかに撤退するものとする。
この2点が重要なポイントになってきます。
1と2から第一艦隊はイスカンダルからの宇宙船が来る(とされる)時刻に合わせての出撃であり、陽動が成功した場合は長時間の戦闘は考慮に入れていなかった、そういう事でしょう。
となれば、駆逐艦を突撃させた場合艦隊の再集結&再編成が絶望的になってしまう事を恐れたと考えられます。
現実の艦隊運動でも一度突出した艦(それも複数!)を再び纏め上げ、整然と後退させるのは極めて難しいもの。
まして機動性において敵艦隊の方が優越していると思われる状況では尚更です。

これを作中で裏付けるのは立場が逆ですが沖田が後退を決意した際に丁度ガミラス艦隊は再集結を開始しつつあったという事実、そしてそこにユキカゼが突撃を敢行して集結完了前のガミラス艦隊を撹乱した部分でしょう。
同航砲戦から一部乱戦になり、艦隊陣形が乱れていたのを修正する為に再集結の指示を出したトコロに突撃されては、幾ら戦力比が圧倒的とはいえ直に立ち直れるものではありません。
まして艦隊の懐に潜り込まれたのでは同士討ちの可能性も高く(実際一隻が同士討ちによって撃破されているのが確認出来ます)、数が多いが故に行動を制約されてしまうのです。
結果としてキリシマへの追撃が無かったのはユキカゼの単独突撃によって再集結&再編成が乱された事が主要因である、個人的にはそう判断しています。

陽動作戦としては艦隊旗艦であろう超弩級戦艦(実際には通常の戦艦)を含むガミラス艦隊を誘引した時点でほぼ達成されており、後は予定通りの時間にイスカンダルの船が通過するのを確認すればすぐさま撤退すれば良かった。
しかしイスカンダルの船が現れるのが遅く、その僅かな時間差によって第一艦隊はガミラス艦隊との正面決戦を行わざるを得なくなってしまう。
恐らく時間にして数十分、長くとも1時間に満たないタイムラグによって第一艦隊はほぼ全滅してしまったのではないでしょうか。
そして本来整然と(敗走にならないように)撤退する事を前提にしていた為、駆逐艦による突撃をあえて行わなかった――突撃させたら最悪見捨てざるを得なくなる――のではないか、というのが見た感じの結論でした。
とはいえ、撤退が決まった場合にまだ駆逐艦が多数残っていた場合、敵艦隊の撹乱・追撃阻止の為に一撃離脱での雷撃戦を行った事は充分に考えられます。
結果としてユキカゼが単艦でそれを行い、撤退を成功させた訳ではありますが……。

……うーむ、なんとも纏まらない。
一応思ったことをつらつらと書いてみたけど、これでおいらの考えを理解して頂ける方はおられるのでせうか(汗
何はともあれあと4日!
早く劇場で見たいですね~ヽ(´ー`)ノ
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No title

早いものであと3日!!
こんなに公開が待ち遠しい作品は本当に久しぶりの気がしますね(^_^)
残念ながら私が見に行けるのは来週金曜日になりそうなので、まだ一週間以上もありますが(泣)

さて、某スレを知らないので、前提となる条件というのがよく分りませんが・・・・・・『なぜ突撃駆逐艦を突撃させなかったのか?』という点については非常に納得のいく解釈でした。
基本的には、艦隊運動と指揮統制を維持する為に突撃を禁じていたということなんだと思います。

ただ、そう考えた時、沖田長官の指揮に改めて一つ疑問を覚えました。
敵艦隊が発見された時点で、地球艦隊が取り舵を切ってガミラス艦隊の頭を押える必要があったかどうか、です。
『現進路のまま(冥王星に向かって)最大速度で直進する』という手もあったかと思います。
ガミラスの太陽系における根拠地である冥王星に向かっている限り、ガミラス艦隊が地球艦隊を放って海王星や火星に転進するとは思えませんし、速度差から交戦は避けられないにしても、少なくともT字を描いて立ち塞がるよりも交戦開始時刻は遅らせられたと思います(『絵的』には格好いいとは言い難いですがw)
そして何より、取り舵を切ってガミラス艦隊とガップリ組み合った時点で、冥王星攻撃は事実上不可能になってしまいました。
ガミラス艦隊発見時にはスターシアシップの飛来は未だ確認されていませんでしたし、飛来時刻がもっと遅れる場合や、最悪、飛来しない可能性も(山南艦長も『本当に来るのでしょうか?』みたいなことを言っていました)考える必要があったと思います。
もし飛来しなかった場合、冥王星を軌道爆撃・砲撃することは最重要の戦略目標に繰り上がりますから、その可能性を残す艦隊運動(冥王星へ直進)を命じても良かったのでは?と思ったわけです。
あの状況下では、地球艦隊は良くて全滅、最悪消滅ですし、このような大規模な艦隊行動の機会も二度とないでしょうから、冥王星を砲爆撃できる可能性も最後まで捨て去るべきではないと思ったのですが・・・・・・。

No title

いつも書き込みありがとうございます。

あの状態で面舵をとらない場合、第一艦隊は「後方から追撃を受ける」形になってしまいます。
主砲の射界を確保する意味でも同航砲戦に持ち込む必要があったのではないでしょうか。
何より「後方から攻撃を受ける」というのは将兵にとって恐ろしく精神的負担が大きな状況ですから……。

同時に先遣艦であるユキカゼに試製空間魚雷を搭載していることが明記されている事、艦隊の状況を知った守が艦を反転させた事からの想定ですが「敵艦隊を誘引する事に成功した場合、ユキカゼが単艦で冥王星基地を襲撃する」任務が与えられていた可能性が高いと判断しています。
特に冒頭10分、ラスト近くのシーンで「敵基地を蹴飛ばしに行く」という発言はそれを表すものだったのではないかと。
そうでないなら、第一艦隊が壊滅しつつある状況を確認するまで反転しない理由がありません。
敵基地攻撃任務が与えられていないのであれば、第一艦隊がガミラス艦隊と接触した時点で反転・合流を目指す方が合理的ですし。

……疑問点への回答になっているのやら?(汗

No title

初めまして、ロボより宇宙戦闘艦好きな通りすがりです
検索中に見つけて楽しく読ませて頂きました
えーと、自己紹介というか…自己主張?をさせて戴くと
某掲示板ヤマトスレ25話において(規制巻込まれ中のため)レス代行を使用して火星沖会戦の妄想を書き込んだものです

今更なタイミングですが>「突撃駆逐艦を何故同航砲戦にそのまま参加させたのか」について自分は
地球艦とガ軍艦の「加速性能」の差が原因じゃないかと考えてます
つまり、あの状態から突撃指示しても加速に劣る地球艦では簡単に回避・補足され
酷いと逆に盾替わりにされ、共々に撃破されてしまうのではないでしょうか
…まぁ、変わらない結果な気もしますが

そして、ユキカゼがキリシマを狙った艦に追いつけたのは
冥王星近辺から反転して長距離を加速し続けてきたからではないか、と考えています

…ホントに今更ですね、…でも書きたくなったので、その、ゴメンナサイ

No title

通りすがり様

>>火星沖会戦の妄想

個人的には妄想どころか、「作戦の真の目的は司令部及びごく一部の人員以外知らされていない」という前提において極めて合理的かつ当然の内容だったと考えております。
その為当ブログにおいてその前提を元に若干の考察を加えてみたのが当エントリーだったり……。

突撃させなかった理由ですが、ユキカゼの最後を見る限り磯風型宇宙突撃駆逐艦にはガミラス艦隊を翻弄するだけの機動性は持ち合わせていたと判断しました。
加えて陽動の成功とアマテラスの回収を成功させた時点で撤退する事が前提であれば、当然戦場からの離脱方法も考慮に入れなければならず、艦列を崩す事はマイナス要因の方が大きいのではないか、という事もあってあのような内容に。
ユキカゼの突撃が間に合った事に関してですが、直前で左に転舵して追い縋っている事からかなり減速していると考えておりました。
これは水上艦の運動を前提として考えていた為、宇宙空間で適用されるか?というとちょっと自信はありませんが……。
ただ、瞬時加速性に関しては反転再加速のシーンを見る限りそう悪いものではないと思います。

少数艦による敵艦列への突撃に関してですが、艦隊の統制が利かなくなる事に加え「敵が統制を維持している」所への突撃は自殺行為でもあったのではないか、と最近考えております。
ユキカゼの突撃が成功したのは「再集結中(=指揮系統再編中)」であったからであり、戦闘開始直後に突撃させた場合は有効射程に近付く前にガミラス艦隊の猛攻で全滅していたのではないか……と。

2199は冒頭僅か10分でもこれだけの思索が出来る辺り、先が非常に楽しみです。
宜しければ今後とも弊ブログへのご意見お願い致します。
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