川内型3隻の模型識別点

艦これによる艦艇模型界の特需が著しい昨今です。
以前にもちょっと艦艇模型の投稿をしましたが、その後急激に数を増やしていたり……。
そんなわけでちょこっと更新。

タイトルにある通り、今回は川内型軽巡洋艦3隻です。
いわゆる5500トン型軽巡の最終型で、球磨型及び長良型との識別点は煙突が4本になっていることで、この為外見上は旧式に見えます。
しかし5500トン型では一番新しいと言う事もあり、全艦水雷戦隊旗艦として1941年12月の開戦を迎えました。
第二水雷戦隊旗艦:神通
神通

第三水雷戦隊旗艦:川内
川内

第四水雷戦隊旗艦:那珂
那珂

キットは1942~3年頃の姿で、神通と那珂は前部連装魚雷発射管を撤去、後部連装魚雷発射管を酸素魚雷運用能力を持つ九二式四連装発射管へ換装、雷撃力が強化すると同時に発射管跡を甲板室へと変更しています。
川内は連装発射管のままですが、酸素魚雷運用能力を付与されていたと言われています。
で、ぱっと見ただけでは非常に判り辛いこの3隻、艦橋付近を見れば判る、簡単な識別点を。
上から「川内」「神通」「那珂」の艦首付近です。
川内艦首
神通艦首
那珂艦首
識別ポイントを赤丸で囲んであります。
まず川内のみ上述の通り1、2番魚雷発射管が撤去されていないので前部魚雷発射管があれば川内、と言う事になります。
神通、那珂は甲板室となっており、ここを見ただけではどちらか判りませんので、艦橋構造物に目を向けます。
神通の艦橋構造は上から見た場合ほぼ四角形の屋根となっており、那珂のそれは絞り込まれた形状となっています。
同時に艦橋前のフラット部分に神通は機銃を装備しており、那珂は装備なしという差があるのでここでも判別可能。
川内の艦橋構造は那珂とほぼ同じなので、この3か所を押さえておけば1942~43年頃の川内型は大体識別出来るでしょう。
○で囲み忘れてしまいましたが、艦首形状でも神通と那珂は緩いS字型をしたダブルカーブド・バウ、川内はスプーン・バウという違いがあり、ここでも識別可能です。

川内型は水雷戦隊旗艦として戦争に突入しましたが、やはり一番戦史に名を残したのは2番艦「神通」でしょう。
コロンバンガラ島への輸送作戦において発生したコロンバンガラ島沖海戦でアメリカ艦隊に探照灯照射を敢行、駆逐艦の襲撃行動を援護するも集中砲火と雷撃を浴びて大破。
大爆発を起こして艦体が分断され、後部はそのまま沈むも残った前部では第一砲塔が2時間以上に渡って砲撃を続け、米戦史家サミュエル・E・モリソンから「太平洋戦争の中でもっとも激しく戦った日本軍艦」と言わしめました。
そして神通を撃破したアメリカ艦隊も日本駆逐艦の雷撃を受け軽巡洋艦「リアンダー」が大破、さらに一度引いて魚雷を再装填、再突入してきた第二水雷戦隊の精鋭駆逐艦の雷撃を浴びて駆逐艦「グウィン」が撃沈、軽巡洋艦「ホノルル」「セントルイス」、駆逐艦「ブキャナン」「ウッドワース」が大損害を受けこの夜戦に参加した主力が壊滅状態に陥っています。
この戦いでは日本艦隊は本来の任務である輸送作戦を成功させた上で米艦隊を撃破しており、戦術的にも作戦的にも勝利を収めた戦いでした。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

大隅4001

Author:大隅4001
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
雑記
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR