航空母艦「瑞鳳」

ブログ主は過去に熱射病でぶっ倒れて後遺症が残った為に自力制作はガンプラパチ組みレベルが限界で、保有しているキットはオークションで落札、或いは制作代行依頼を出して作って頂いたものとなりますことを予めお断りさせて頂きます。

今回は日本海軍の改装空母「瑞鳳」です。
一般的には「祥鳳」型2番艦とされる事が多いのですが、日本海軍の公式類別上では「瑞鳳」型1番艦とされており、「龍鳳」「千歳」「千代田」も同じく「瑞鳳」型に含まれています。
元々の艦名は「高崎」で、艦隊随伴用の高速給油艦として建造されていたのですが、建造途中で空母へ改装が決定、改めて「瑞鳳」と命名されました。
この「高崎」、後の「祥鳳」となる「剣埼」、「龍鳳」となる「大鯨」、そして水上機母艦「千歳」「千代田」は最初から空母予備艦として計画されており、「高崎」はその先陣を切った事になります。
「高崎」改め「瑞鳳」は昭和15年12月27日に就役し、第一艦隊へ配属され「鳳翔」と共に第三航空戦隊を編成しました。
今回の模型は「瑞鳳」の最終状態、1944年10月のレイテ沖海戦時のものとなります。

「瑞鳳」全体図。
瑞鳳全体1瑞鳳全体2
大戦末期の日本空母に共通する対空・対潜を主目的とした迷彩塗装が施されています。
「瑞鳳」の飛行甲板右舷艦尾に識別用の「づほ」という書き込みがありますが、これは米軍が撮影した「瑞鳳」の写真にも明確に写っており、甲板上に施された対空迷彩の詳細と共に同艦の最後の姿を伝える貴重な資料となっています。
しかし迷彩を施しはしたものの、ベテランパイロットはまだしも新人搭乗員では着艦アプローチに入ってからも艦の進行方向を見定める事が出来ず、白線を描かざるを得ない状態となってしまいました。
この為対空迷彩としては「急降下爆撃機から見て針路方向を欺瞞する」という役目だったにも関わらず、白線によってそれが事実上無効化されてしまっています。

「瑞鳳」艦首。島型艦橋(アイランド)を持たない「瑞鳳」は以前紹介した「千歳」と同様に艦首甲板下に艦橋があります。
瑞鳳艦首1瑞鳳艦首2
また艦首方向からの敵機に対処するため飛行甲板支柱に張り出しを設け、25mm三連装機銃を装備しています。
茶色の帯状のものは「舷外電路」と呼ばれるもので、船体の磁場を消磁する為に巻きつけられた電線です(撮影後に気付きましたが一部剥離してました……)。

「瑞鳳」艦橋をほぼ真横から。
瑞鳳艦橋
ボートの右上、反対側が見える格子状の場所が「瑞鳳」の艦橋です。

「瑞鳳」左右両舷。
瑞鳳左舷瑞鳳右舷
対空兵装である機銃や高角砲が装備されており、無線用マストが倒された航空機発着艦状態となっています。


「瑞鳳」メインマスト。
瑞鳳メインマスト
こちらも無線用マストと同じく倒された状態となっています。
戦闘旗や信号旗を掲げる為のマストです。


「瑞鳳」艦尾。
瑞鳳艦尾
舷外電路が船体をほぼ一周しているのが判ります。
艦尾付近の小さな煙突は補助ボイラーの排気用です。


最後に同じく改装空母である「千歳」と。
瑞鳳&千歳1瑞鳳&千歳2瑞鳳&千歳3
瑞鳳&千歳4瑞鳳&千歳5
「千歳」の方が「瑞鳳」より一回り小さいのですが、航空母艦としての能力はほぼ同等です。
共に1944年10月のレイテ沖海戦時の仕様となっております。
現在「千代田」および「瑞鶴」の2隻もレイテ沖海戦時の仕様で製作依頼中の為、そのうち「日本海軍最後の機動部隊」4隻が揃う予定。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

海の上で

森林迷彩って意味あるんですか?
余計目立つような気が

緑色は

濃緑色の迷彩塗装は森林ではなく、上部に描かれた模様は輸送船を模したもので斜めに描かれた黒の四本線はデリックを表しており、側面には同じく輸送船のシルエットが描かれています。
フネの対潜・対空迷彩は速度や針路、船種の誤認を誘う事を主たる目的としており、その上でさらに海面に溶け込みやすい色として濃緑色を中心とした色を使用しています。
プロフィール

大隅4001

Author:大隅4001
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
雑記
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR