長良型軽巡洋艦「阿武隈」

ブログ主は過去に熱射病でぶっ倒れて後遺症が残った為に自力制作はガンプラパチ組みレベルが限界で、保有しているキットはオークションで落札、或いは制作代行依頼を出して作って頂いたものとなりますことを予めお断りさせて頂きます。

今回の更新は艦これ2015年夏イベントにおいて最終海域で雷巡が使用出来ない事もあって、「先制雷撃が可能な軽巡洋艦」として一気に脚光を浴びる事となった「阿武隈」です。
「阿武隈」は5500トン型と呼ばれる日本海軍の軽巡洋艦の第二陣、長良型の6番艦(最終艦)として計画、浦賀船渠で建造されました。
しかし建造中に関東大震災による造船所の被害の為に建造工程に遅れが生じ、当初予定より1年以上経過した大正14年5月26日に就役しました。
模型は第一水雷戦隊旗艦として開戦を迎えた際のもので、南雲機動部隊に随伴し真珠湾攻撃に参加した頃のものとなります。
阿武隈全体1阿武隈全体2
高速性を追求した極めて細長い形状の艦体を持つ事が明瞭に判ります。
阿武隈全体3
正横から見た「阿武隈」。

昭和5年に軽巡洋艦「北上」と衝突事故を起こし艦首を損傷、この復旧工事の際に艦首がそれまでのスプーン・バウからより凌波性に優れたダブルカーブド・バウへと変更されました。
この艦首形状の変更は長良型では「阿武隈」のみが実施しており、同型艦の中で「阿武隈」を識別する外観上の大きなポイントとなっています。
阿武隈艦首2
真横から見た「阿武隈」の艦首。ダブルカーブド・バウの形状が判ります。

阿武隈艦首部分。
阿武隈艦首1
艦首には14cm単装砲を4基装備、艦橋前に背中合わせに1、2番砲、艦橋の後部両舷に3、4番砲が配置されています。
艦橋と第一煙突の間に比較的大きなスペースがありますが、ここには元来ウェル・デッキとなっており61cm連装魚雷発射管を左右両舷に1基ずつ装備していました。
1938年の改装において長良型の中で一番新しい「阿武隈」は水雷戦隊旗艦として使用する為に酸素魚雷の運用能力を付与する事が決定、前部の魚雷発射管を撤去して後部の発射管を連装から92式61cm四連装発射管へ換装、前部発射管があった場所は画像のように閉塞されて兵員室になりました。
阿武隈魚雷発射管
カタパルト先端真下の開口部に見えるのが換装された92式61cm四連装発射管です。

阿武隈中央部分。
阿武隈煙突1阿武隈煙突2
直立した3本煙突がクラシカルな印象を与える艦中央部分。
両舷にカッターや内火艇が搭載されています。

阿武隈艦尾付近。
阿武隈艦尾
艦首側から5番砲>カタパルト>6番砲>後部マスト>7番砲の順番で各種装備が配置されています。

阿武隈カタパルト。
阿武隈カタパルト1
カタパルトの上に搭載されている複葉の水上機は94式2号水上偵察機、昭和9年に採用された旧式機ながら実用性に優れた名機で500機以上が生産されました。
戦争末期にはこんな旧式機までもが特攻機としても使用されています。

阿武隈艦尾の爆雷兵装。
阿武隈爆雷兵装
艦尾には九四式爆雷投射機を2基装備しています。


以上、長良型軽巡洋艦「阿武隈」でした。
艦これではおどおどした態度と幼げな声が特徴の「阿武隈」ですが、改二改装で出番も認知度も上がったと言えるのではないでしょうか。

次回は朝潮型駆逐艦「霞」を予定しております。



最後に今月22日に行ってきた総合火力演習で撮影した写真、21門の火砲を用いた曳火射撃による「富士山」です。
異なる口径・初速の砲を複数の場所から射撃、空中で富士山の形になるよう同時に炸裂させるという「各国陸軍の武官が正気を疑う」レベルの砲撃精度。
P1011093.jpg
午前中は雲で富士山が隠れている事が多いのですが、今回ようやく富士山と曳火射撃の富士山を重ねて撮影する事が出来ました。
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